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2020年9月21日

2020年09月20日 日曜日 8:30 第14回放送

前回 ‘give’と’take’が「与える」と「貰う」に当たる対義語で、また’bring’と’take’も「持ってくる」と「持って行く」に当たる対義語であると話した。

今回はさらに’take’と’leave’も対義語であるということについて。これらはペアで用いられることがほとんどであり、例えば物の売買の交渉で、売り側が「これ以上値下げはできないので、その値で買うか、あるいは売買を取りやめるか」と言う時に “Take it or leave it!” というように用いられる。

英語においては、売買の場面に限らず、日常的な会話でも耳にする表現なのだが、「要るのか要らないのかはっきりさせてくれ」というダイレクトな物の言い方を好まない日本人にとっては、この表現を学んでも、使う機会をなかなか見出せないと考える人も少なくない。

しかし英語は、このようなダイレクトな表現を好む言語である。よって、こう言った表現を意識して頻繁に使い、慣れて行くことでダイレクトに物を言える気質を養わなければ、英語でのコミュニケーションをスムーズに行えるようにはならない。

後半の対話内容

日本の生産性の低さが問題視されている昨今、日本の試験の難しさにその原因があるのではないかと、ミトは考える。

「海外では大学入学は簡単だが卒業が難しく、日本では入学は困難だが、卒業は簡単である」というのはよく聞く話である。これは資格試験などにも見られる傾向である。

海外の場合、「資格を簡単にとらせ、実戦で能力が資格に見合わなければ、罰金や資格の取り消しにより、基準を保つ」と考えるのに対し、日本では「まず資格に対する知識を徹底的に身につけさせ、それが備わっていれば実戦で様々な状況に対応できる」と考える。

運転免許取得にしても、日本では教習所という敷地が設けられているように、実戦のシミュレーションで徹底的に練習を積ませる。しかしこの日本の方法では、実戦においての即座な判断力の成長に時間がかかる。

だから何をするにも会議などで慎重に吟味した上で決断を下すことを要するようになる。また、時間に囚われず高品質を産み出すという日本の職人気質も加わって、残業をすることのように「時間をかける」=「きちっと働いている」と言った考えが根強く残っていることなどが、日本の生産性の低さに繋がっているのではないか。