18動詞のリストを⾒ていて、うち2つは他のものよりも遭遇頻度が低いため、省いても良いのではないか。ということで18動詞改め、主要16動詞とする。数が少なければ学習者の精神的負担も軽減される。ユウコの知り合いのリスナーから、先に主要16動詞を全て教えて欲しいとの要望。
それらは、
‘get’ ‘have’ ‘make’ ‘come’ ‘go’ ‘give’ ‘take’ ’do’
‘tell’ ‘leave’ ‘help’ ‘put’ ‘set’ ‘run’ ‘turn’ ‘work’
ただ、16動詞がわかったからといって、独⾃に学習を進めようとしても、⽇本語でそれらについての説明を理解するため、英語におけるニュアンスを理解することには繋がらない。
16動詞の2つ⽬は ‘have’ で「〜の状態を得る」と⾔った意味が核となるニュアンス。
‘have’ には ‘have to’ ＝「しなくてはいけない」や中学校で習う現在完了形の ‘have’ + ‘〜ed’といった⽂法的⽤法も出てくる。しかし考え⽅としては、これらもすべて動詞である ‘have’ から派⽣したものであるため、核をしっかり理解していれば、あえて個別に⽂法を学ぶ必要もなくなる。むしろ⽂法は時間をとって学習するのではなく、フレーズに出てくる形式のパターンを、回数こなす中で掴み取り、⾝につけて⾏くのが良い。
今⽇の1曲： Get over it by the Eagles
“get over” とは「克服する」という意味。
前回の放送で主要16動詞の⼀つ⽬である ‘get’ を学んだことにちなんで、英語学習者に対して「英語を習得するにはその感覚を養わなければならない。
⽇本語で培った感覚は横においておかなければならない」という点を「乗り越えてくれ」という思いを込めての1曲。
ミトによる選曲