英語の感覚を養うために知っておくべき3つの事の最後の点。
時短をしないこと。
暗記した単語を学習した⽂型に当てはめることで、様々な⽅⾯での会話がより早く可能になるので時短になると考えられがちだが、この⽅法では発⾳やニュアンス、抑揚といった、単語と⽂法以外の⾔語を形成する重要要素が伴わず、なかなかコミュニケーションがスムーズに取れるようにならない。
この考え⽅は、英会話学習をするすべてのレベルの⼈に当てはまる。例えば、’why’ =「なぜ」ではない。次の「⽇本に来たの」と「なぜそんな⾔い⽅をするの」⼆つの質問を⾒ると、前者が「観光、留学、仕事」など、ある程度⽬的を推測できる⾏動についての質問なのに対して、後者は相⼿の⾔動が理解できないからする質問。
⽇本語では、どちらにも「なぜ」が共通して⽤いられるが、英語の ’why’ は後者で⽤いるべき単語であるため、前者のような質問で⽤いると、図らずとも、後者の質問のような印象を与えてしまう。⽇本語と英語の間に起きる、このようなニュアンスの違いの例は他にもたくさんあり、これらが養われていなければ、個⼈の英語のレベルにかかわらず、コミュニケーションは上⼿く⾏かない。
時間がかかるように思えても、単語と⽂法以外に「ニュアンス、発⾳、抑揚」といった要素も同じくして学ぶことは、時短の⽅法よりも早く流暢に話せるようになるという結果を⽣む。
今⽇の1曲:Why I love you by Major
6⽉といえばジューン・ブライド。現在の新型コロナの状況下で離婚が増えていると聞く。結婚⽣活がスタートした時の気持ちを思い出してほしい、という願いを込めての1曲。
ユウコによる選曲