番組開始から1年経過まで残すところ後1回!
副詞は文のどの位置に持ってくるかで、文のニュアンスを大きく左右する。例えば ‘really’(本当に)という副詞を用いると:
I really don’t know. (本当に知らないんだよ)
I don’t really know. (あまりよく知らないんだよ)
というようになるのだが、日本語の場合「本当に」という単語をどこに持ってきても文のニュアンスはさほど変わらない。
日本語では補足の言葉を用いるが、英語は語順を活用して表現の幅を広げるという機能を持っている。
今日の1曲: Dance Monkey by Tone and I
後半
以前リスナーからディベートについてコメントをもらった。
ディベートではそれぞれの意見を主張し、結果どれを採用するかを決める流れから「調和を乱す行い」と考える日本人が多いようだ。
ディベートの目的とはそれぞれの意見を考慮し、議題に対して何が一番重要なことなのかを見極め、論理的かつ合理的に解決策を導き出すというもの。
このプロセスには犠牲が伴うが、特定の集団や個人に犠牲を負わせることを好まない、つまり調和を乱すことを避けたいと考えることが、気質的に日本人はディベートに不向きなのではないかと考える。
エンディング:
今月最後の日曜日、つくばにあるカフェベルガで開催されるカルチャーショック番組1周年記念イベントの告知をする。
今回の放送の翌日6月14日月曜日よりウェブにてオンラインチケット予約開始。詳細は同日に本ホームページブログに掲載予定。