番組冒頭で流す「この日本にいながらにして英語のネイティブになれるのか」と言うフレーズから、この半年番組をやってきた中で、英語学習に対してユウコが感じた事をコメントする。
ユウコは以前英会話スクールに通った経験があるが、その時はただ学習内容を与えられるのを待つだけという受身な姿勢であったと言う事を、番組を通して気づいたと言う。
その気づきがあるのとないのでは、英語学習においての上達に大きな違いが生まれるとミトがコメント。
英語と日本語は様々な点で大きく異なり、言語の仕組みや機能だけでなく、ものの考え方や感覚といったものが根本的に違う。英語が上達するには、この事を知っているだけではダメで、そこからさらに自分が母国語で培ってきた知識や感覚は、英語を学ぶに当たってほとんど役に立たないと言う事を理解しなければならない。
反対語は対となる二つの言葉で成り立つのだが「日本が夏の時、南半球では季節が逆だ」という様に、日本では四つある季節のうち「夏」の反対は「冬」だという感覚がある。
春夏と秋冬で日照時間が違うため、1時間時間をずらして生活する事を日本では「サマータイム」と呼ぶが、英語では “daylight saving” という。
その仕組みを取り入れていない日本では、それに相当する日本語がない。”daylight saving” だと馴染みのない日本人にとっては意味がよくわからないため「サマータイム」という事でわかりやすくするためにその表現を採用したのであろうと考えられる。
しかし、春も含んで「サマータイム」同様に秋も含んで「ウィンタータイム」というのでは英語においてはおかしな表現となる。
次週放送に続く…