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2020年11月19日

中学生との会話

中学生:英語の教科書には「サッカーの試合を見る事が好きですか?」とか「サッカーをする事が好きですか?」とか書いてある。

ミト:うん。

中学生:俺たちが話す時ってこんな面倒臭い言い方しないで「サッカー好き?」の一言で事が足りるじゃん。

ミト:うん。

中学生:なんでこんな実用性のない文章でわざわざ書くのか意味がわからん!

ミト:英語は日本語と違って「サッカーの何が好き」なのかを言わないと質問の意図が伝わらない言語なんだよ。

中学生:うわっ面倒臭!世界中全員日本語喋ってればいいのに!

この会話には中学生のコメントから読み取れる問題点が2つある。

「サッカー好き?」というように質問内容を省略しても、状況に応じで質問の意図を読み取れるという、日本語という言語が持つ機能を、英語という言語には応用できないという事実を、学ぶべき重要点として学校では教えてもらっていない事

わずか中2にして「世界中が日本語を話してれば良いのに」という発想を持ってしまっているという事だ。