今回は主要16動詞のうちの10個目にあたる ‘Tell’
英和辞典を引くと「告げる、伝える、言う、話す、命じる…」と、様々な対訳が出てくが、その中でも語の核となる意味は「伝える」
例えば日本語においての「嘘をつく」と言うフレーズ、英語では“Tell a lie” と言う。日本語では「嘘を言う」とも言えるが「言う」と言う動詞を用いた時、和英辞典には ‘say’ も「言う」として載っている。この日本語の「言う」という言葉に囚われて考えてしまうと、どう言った状況で ‘tell’ の ‘say’ 使い分けができるのかが分からなくなってしまう。
しかし‘tell’ = 「伝える」で考えれば、相手がいなければ嘘をついても仕方がないことから、「嘘は伝える物だ」ということが導き出せる。
また ‘tell’ には「違いを見分ける」という意味での用法もある。当然、英和辞典では意味も用法も異なって説明があるが、英語の感覚からすると「人に伝えれるだけの理解をしているから、見分けがつく」という発想で、用法が変わっても核となる意味は変わらない。
核となる意味がわかっていれば、置き換えという無駄な作業を省くことができる。
後半は、ノーベル平和賞受賞候補者にニュージーランドのジャスィンダ アーダーン現首相が挙がっていることから、ユウコがアーダーン首相の経歴を簡単に紹介し、ミトに彼女についてニュージーランド国民の支持はどう言ったものかと質問をする。そこから、彼女のテロに対して憎しみを抱かせないという平和的な考えや、素早い感染症対策の執行などに話を広げ、社会においての女性の活躍を期待する。