⽇本⼈は、中学・⾼校と勉強して来るも、英語を話せるようにならないのはなぜか。
⾔語学習において、本来最も⼤切な感覚を⾝に付けるという事をしてこないから。
⽇本語会話では、⾃慢していると取られるため、⾃分の成功話しを⼈にはあまり話さないことが、良い振る舞いとされている。英語においても同じように控えめに振舞っていると、成功を素直に喜べない卑屈な⼈間だと取られてしまう。この差を乗り越える事ができないと、円滑なコミュニケーションを取ることはできない。
それを養うために知っておくべき3つの事がある。
⼀つ⽬は語順。
⽂の要点となるのは動詞。⽇本語では「昨⽇⼭に登った」のように、動詞を最後に⾔う。要点を最後に持って来る事で、相⼿の様⼦を伺いながら話を運ぶ事ができる。
このことから、できる限り温和に話そうという気質が育つ。それに対して英語では⽂頭に動詞を置く。少しでも早く要点を⾔おうとすることから、⽩⿊ハッキリさせたいという気質が育つ。英語話者に対して、⽇本語の感覚のままでできるだけ要点を⾔わないように話しても、会話が噛み合わない。その逆もまた然り。はっきり物を⾔えと⾔われて、突然できるようになるものではない。
この感覚を養うにはまず、「登った⼭に昨⽇」のように、⽇本語でも動詞から話し始める訓練をする。⻑く続けていると、要点から伝えたいという気質が育つ。これがあって英語に取り組むのとそうでないのとでは、習得の速度に⼤差が⽣まれる。
今⽇の1曲:Englishman in New York by Sting
同じ英語圏でも、イギリス⼈がニューヨークでの⽣活で感じるカルチャーショック的な内容を歌ったもの ミトによる選曲
ユウコがミトを⾔語オタクと形容する。