⽇本⼈が不得意とする ’r’ や ‘th’ といった発⾳は、それぞれ「ワ⾏」と「ファ⾏」で置き換えると伝わり易い。
これは英語を⺟国語とする成⻑過程にある⼦供が、⼤⼈の発⾳を聞いて誤って出す⾳。何歳であっても、⼈が第⼆⾔語を学び始める時、その⾔語においてその⼈は0歳。
それまで⾃分が培った知識は⼀度忘れて、新たな⽬線でスタートしなければならない。
今⽇の1曲: Black or white by Michael Jackson
ミトによる選曲
6⽉始め、アメリカのミネソタ州で⿊⼈男性が⽩⼈警官に殺された事件があった。それを受けて、世界中で⼈種差別に対するデモが起きた。⽇本では、⽇本⼈と⽇本語しか知らない⼈が圧倒的に多く、⼈種差別に対して海外の⽅よりも感覚が薄いように感じる。
ミトは住んでいる町の、ある⼩企業が掲げるロゴが、国際的に⾒ると⼈種差別的メッセージ性があるので、その企業に意⾒書を出したという話をした。ユウコは⽇本の感覚からすると、そのロゴに⼈種差別的メッセージ性を感じ取れないと発⾔。
同じロゴをアメリカで出したら恐らく暴動が起きる。⽇本⼈の感覚としては、明らかに⼈種差別を謳っているものは理解できるが、今回のロゴみたいなものや、⿊⼈の格好をすることが差別の意味になるということの理解は、まだまだ難しい。
グローバルな視点から考えると、⾮常に遅れているということになるかも。
翌週2020年7月26日 日曜日 8:30に 第6回分を再放送する。