『「カルチャー・ショック」(文化的衝撃)とは、自分の属していない文化的環境に置かれた人が感じる心理的−生物的−社会的ショックのことで、そのショックには、一時的には不安、驚き、違和感(違所感)、混乱などがある』とインターネット上に説明が出ていました。
この説明の続きにも書いてありましたが、皆さんは「カルチャーショック」と聞くと、渡航先の国で、あるいは外国人との交流の中で経験することだという認識があるのではないでしょうか。しかし、異文化体験の機会は日本国内であっても、また外国人との交流がなくとも、例えば、
のように身近に多く存在しています。このように、身の回りの馴染みある事柄から考えることで、「グローバル化」や「異文化交流」といった課題にもどうやって向き合っていけば良いかということが見えてくるのではないでしょうか。
また、異文化体験により受ける衝撃に対処するための考え方として、「所変われば人変わる」や「郷に入っては郷に従え」といった先人達の言葉がありますが、そこからさらに一歩踏み出し、
「違ったものの考え方はどこから来ているのだろう」
と、相手の目線からその意図を理解しようとすることが、本当の意味での「共存」につながるのではないかと考えます。それが私たちの掲げる ”Culture Shock” の概念です。